【盆栽日記】スリットポットvs普通のポット!根の「サークリング現象」はどう変わる?~実生実験・準備編~

普通のポットとスリットポット 盆栽日記
普通のポットとスリットポット

※本記事はプロモーションが含まれています

種から育てる「実生」の新しいチャレンジ企画

先日、赤石五葉松などの種まきを行いましたが、盆栽の将来の姿を決める一番大切な要素、それはズバリ「根張り」です。

将来、立派な根上がり盆栽や、力強い根張りのある盆栽を作るために、今回は「鉢(ポット)」にこだわった比較実験をスタートしたいと思います!

普通のポットの罠?「サークリング現象」とは

サークリングした根
サークリングした根

ホームセンターなどで苗を買ってきたとき、いざ植え替えようとポットを外すと、鉢の底や側面で太い根がぐるぐる巻きになっているのを見たことはありませんか?

これが「サークリング現象」です。

普通の丸いポットの場合、伸びた根が鉢の壁にぶつかると、行き場を失って壁沿いをぐるぐると回り続けてしまいます。この状態になると、盆栽にとって一番欲しい「水を吸うための細かい根(毛細根)」が育たず、太くて老化しやすい根ばかりが増えてしまうんです。最悪の場合、そのまま根詰まりを起こして成長が止まってしまいます。

スリットポットの圧倒的なメリット!

スリットポット
スリットポット:プレステラ90

そこで今回の実験に登場するのが「スリットポット」です!鉢の側面に縦の切れ込み(スリット)が入っているのが最大の特徴ですね。

スリットポットの素晴らしいところは、根がスリット(隙間)に到達したときに発揮されます。 根は光や空気に触れると「これ以上先には進めない」と判断して成長を止めます。すると、植物は「もっと他の場所から根を出さなきゃ!」と、根元付近から新しい細かい根(毛細根)を放射状にたっぷり出してくれます。

結果として、サークリング現象を起こさず、鉢全体にびっしりと健康な細かい根が張る理想的な状態(直根の抑制と細根の促進)を作ることができるんです。盆栽づくりにおいて、これはめちゃくちゃ大きなメリットですよね!

コストの違い

スリットポット:プレステラ90で1個あたり約50円、丸型の9mサイズのポットが1個あたり約5円。

丸型ポット:24個
丸型ポット:24個
プレステラ90:24個
プレステラ90:24個

正直100個までぐらいならば綺麗に並ぶスリットポット(プレステラ90:~5,000円程)かなと思いましたが、100個を超えてくるのであれば根の生え方次第かなと思っています。

発芽の起爆剤!メネデール100倍希釈液で水やり

新たに購入したじょうろとメネデール液
新たに購入したじょうろとメネデール液

さらに今回の実験では、発芽への期待をたっぷりと込めて「水やり」にも一工夫します。

ただの水ではなく、メネデール100倍希釈液を2週間に1回のペースで与えていく予定です!
※既に植えている種や既存の盆栽にはもうあげました。

メネデールは肥料ではなく、植物の成長に欠かせない「鉄イオン」を主成分とした活力素です。種まき後のデリケートな時期に与えることで、以下のような絶大なメリットがあります。

  • 発芽のスイッチを押す: 植物の細胞分裂を活発にし、力強い発芽を促してくれます。
  • 生まれたての根を保護する: 発芽直後の弱い根を保護し、スリットポット内で健康な毛細根をグングン伸ばす手助けをしてくれます。
  • 環境ストレスに強くなる: まだ寒い時期の気温変化などに対する抵抗力を高めてくれます。

今後の展開をお楽しみに!

今回は、まだ種を植え付けるための「準備段階」のお話でした。

スリットポットと普通の丸ポット。同じ環境、同じメネデールの力で育てたとき、土の中で種たちがどう目覚め、数ヶ月後にどれくらい「根の育ち方」に差が出るのか……?

想像するだけで、今から結果が楽しみで仕方ありません!

まずは無事に可愛い芽を出してくれることを祈りつつ、春の芽吹き、そして成長後の「根の確認(答え合わせ)」の様子も必ず記事にしますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいね!

実際の種はネットで購入したのですが、到着がもう少し先なので、到着したら種蒔き編も併せてアップしていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました