以前の記事で予告していた、「スリットポットと通常の丸ポットで、根のサークリング現象がどう変わるのか?」という比較実験。
本日120粒の種まきを完了し、実験が本格的にスタートしました!
今回この重要な実験の主役に選んだのは、黒松盆栽の最高峰とも言われる「三河黒松(みかわくろまつ)」です。 葉が短く、荒々しい幹肌になりやすい素晴らしい品種の種をたっぷり用意しました。今回は、発芽率を劇的に上げるための「とっておきの事前準備」の様子も合わせてご紹介します!
発芽のスイッチを入れる!「冷蔵庫×メネデール」の魔法
種まきの前に、絶対にやっておきたい準備があります。 盆栽の種(特に松などの樹木)は、硬い殻に覆われて深い眠りについています。
そこで今回私が実践したのが、「メネデール100倍希釈液に浸して、冷蔵庫で5日間寝かせる」という方法です!
なぜこの手順が必要なの?
- メネデールの力(活力剤): 植物の細胞分裂を促す鉄イオン(メネデール)を種にたっぷり吸わせることで、発芽のエネルギーをチャージします。
- 冷蔵庫の力(休眠打破): 種に「今は冬だよ」と疑似体験させ、その後に暖かい土にまくことで「あ、春が来た!芽を出さなきゃ!」と勘違いさせるテクニックです(これを休眠打破と言います)。

いざ種まき!スリットポット vs 通常ポット
準備が整った120粒の種たちを、いよいよ土にまいていきます。 ここからが本ブログのメイン企画、「根の張り方(サークリング現象)の比較実験」です。

半分を「スリットポット」に、もう半分を「通常のポット」に植え付けました。 (※スリットポットのメリットである「直根を抑え、細根を増やす効果」については、前回の準備編の記事をご覧くださいね!)
同じ三河黒松の種、同じ土、同じメネデール処理という「全く同じ条件」でスタートラインに立ちました。 果たして数ヶ月後、土の中の根っこはポットの形によってどれくらい差が出るのでしょうか?


今後の管理と、芽吹きへの期待
120粒の種まきという大仕事を終え、ズラリと並んだポットを見ると達成感とワクワク感でいっぱいです。
今後は土の表面が乾かないように注意しながら、引き続きメネデール希釈液も活用して水やりを行っていく予定です。 まずは無事に可愛い「松の赤ちゃん」たちが顔を出してくれることを祈りつつ、日々の変化を観察していきます!
発芽の様子や、今後の成長過程(そして運命の根っこ確認!)も随時この「盆栽日記」でレポートしていきますので、ぜひ楽しみにお待ちください。





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